


「学校に行く準備をしていると、決まってお腹が痛くなる」 「叱ったり注意したりすると、すぐにお腹を痛がる」
でも、いざ学校に行ってしまえばケロッとしていたり、休日は元気だったり……。 そんなお子様の様子を見て、「本当に痛いの?」「もしかして仮病?」と悩んでしまったことはありませんか?
実はそれ、**「機能性腹痛」**というちゃんとした理由のある体の反応かもしれません。
今日は、検査をしても異常が見つからないのに繰り返す腹痛、その意外なメカニズムについてお話しします。
腹痛には大きく分けて2つの種類があります。
今回注目するのは、後者の**「機能性腹痛」です。 「原因がない」と言われると、「精神的なもの=気のせい」と思われがちですが、実は体の中で「物理的な変化」**が起きているのです。
学校や叱責などのストレスがかかったとき、私たちの体では自律神経のうちの**「交感神経(興奮モード)」**が優位になります。
ここからが重要なポイントです。
私たちの胃腸は、全部合わせると10メートル近くもあります。
交感神経が優位になると、胃腸にはガスが溜まりやすくなり、膨張します。
10メートルもある腸が、それぞれほんの数ミリ膨らんだだけでも、お腹全体の体積としてはかなり増えることになります。
その結果、お腹がパンパンに張り、**「ポッコリお腹」**のような状態になってしまうのです。
大人であれば「あー、お腹が張って苦しいな」と感じる程度の変化かもしれません。
しかし、自律神経や感覚が過敏なお子様の場合、この急激なお腹の張りを**「痛み」として脳が受け取ってしまう**のです。
つまり、 ストレス → 交感神経優位 → 腸が膨らむ → お腹が張る → 「痛い!」 という連鎖が起きているのです。決して嘘をついているわけではありません。
機能性腹痛の中でも、以下の条件に当てはまる場合は「反復性腹痛」と呼ばれます。
もし、お子様やご自身がこの条件に当てはまるなら、我慢せずにケアが必要です。
「病院に行っても異常なしと言われたけれど、やっぱり痛い」 そんな時は、自律神経や体の機能面からのアプローチが有効な場合があります。
当院では、痛みへのアプローチだけでなく、根本的な体質改善を目指しています。
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