【東洋医学】脂っこい食事とお酒でドロドロ？お腹が「湿熱（しつねつ）」になる理由

「お腹が痛いし、なんとなく体が重だるい…」 「下痢をしやすく、便のニオイがキツイ」 「脂っこいものを食べるとすぐお腹に来る」

そんな症状にお悩みではありませんか？ それは、東洋医学で分類される7つの腹痛の一つ、 **「湿熱（しつねつ）証」**かもしれません。

これは一言で言うと、**「暴飲暴食の結果、お腹の中に『悪い湿気』と『熱』がこもってしまった状態」**です。

現代の食生活で非常に増えているこのタイプ。一体お腹の中で何が起きているのでしょうか？

「湿熱（しつねつ）」ってどんな状態？

文字通り、2つの邪気（体に悪さをするもの）が合体した状態です。

1. 湿（しつ）： 体に溜まった余分な水分や汚れ（ドロドロしたもの）。
2. 熱（ねつ）： 体にこもった過剰な熱（炎症のようなもの）。

イメージしてみてください。 真夏のジメジメした蒸し暑い日や、換気のないサウナの中は息苦しいですよね？ あのような「高温多湿」な状態が、あなたの腸の中で起きていると考えてください。これが腹痛の原因です。

原因は「美味しいもの」の摂りすぎ？

では、なぜお腹がそんなジャングル状態になってしまうのでしょうか？ 原因は、私たちが大好きな「あのメニュー」たちです。

• 脂っこいもの： 揚げ物、ラーメン、焼肉
• 味の濃いもの・刺激物： 激辛料理、スナック菓子
• アルコール： 毎日の晩酌、飲み会での多量摂取
• なま物： お刺身などの過剰摂取
• 甘いもの： 砂糖たっぷりのスイーツ

これらを日常的に、あるいは大量に摂取し続けると、消化しきれなかった汚れが**「湿」となり、カロリーの高いエネルギーが「熱」**となり、腸の中に居座ってしまうのです。

こんな症状は「湿熱」のサイン

「湿熱」による腹痛には、いくつかの特徴があります。

• お腹が焼けるように痛い、または重苦しい
• 下痢をしやすい（便がベトベトして、水で流れない）
• 便やオナラのニオイが強い
• 口の中が粘つく、口臭が気になる
• 顔が脂っぽい、吹き出物（赤ニキビ）ができる

ただ痛いだけでなく、「なんだか汚れている感じ」「スッキリしない感じ」が強いのが特徴です。

お腹の「大掃除」をしましょう

湿熱タイプの腹痛を治すためには、お腹の中に溜まった**「湿気と熱」を追い出す（デトックスする）**ことが最優先です。

食事の内容を見直すことはもちろん大切ですが、一度こびりついてしまった「湿熱」は、自力ではなかなか排出されにくいものです。

当院では、東洋医学的なアプローチで、このドロドロとした邪気を排出し、腸内環境をクリアにするお手伝いをしています。

▼お腹をスッキリさせて、快適な毎日を！

• 反復性腹痛： 脂っこい食事のあとに必ず痛くなる
• お腹の不調： 下痢、ベトベト便、ガス腹、ポッコリお腹
• 体質改善： 吹き出物を治したい、デトックスしたい
• 自律神経： 体が重だるい、やる気が出ない

「最近、食生活が乱れているな…」と感じたら、それはお腹からのSOSです。 溜め込んだものを出して、体の中からキレイになりませんか？お気軽にご相談ください♪

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