【長期服用は危険？】「酸化マグネシウムなら安心」と思っているあなたへ。知っておくべき副作用とリスク

「病院で『これなら毎日飲んでも大丈夫』と言われた」 「もう何年も酸化マグネシウムを飲み続けている」

慢性便秘症の治療薬として、非常にポピュラーな酸化マグネシウム。 確かに、腸を無理やり動かす薬ではないため、依存性は低く安全な部類に入ります。

しかし、**「長期間の服用」**となると話は別です。 体の中に少しずつマグネシウムが溜まっていくことで、思わぬ事態を引き起こすことがあるのです。

血液中の濃度が異常に高くなる？

私たちが飲んだ酸化マグネシウムは、腸で水分を集める働きをした後、その多くは便と一緒に排出されます。 しかし、一部は腸から吸収されて血液の中に入り、最終的に尿として排出されます。

健康な状態であれば、体内の調整機能が働いてバランスが保たれますが、長期間飲み続けたり、腎臓の機能が弱っていたりすると、排出しきれなかったマグネシウムが血液中にどんどん溜まってしまいます。

その結果、血中のマグネシウム濃度が異常に高くなる状態、 「高マグネシウム血症」 を引き起こす可能性があります。

命に関わる4つの危険な症状

「マグネシウムが増えるだけでしょ？」と軽く考えてはいけません。 血中の濃度が高くなりすぎると、体の重要な機能にブレーキがかかってしまいます。

最悪の場合、以下のような重篤な副作用が現れることがあります。

1. 呼吸抑制（こきゅうよくせい）： 息が苦しくなる、呼吸が浅く・遅くなる。
2. 意識障害（いしきしょうがい）： 強い眠気、ボーッとする、意識がもうろうとする。
3. 不整脈（ふせいみゃく）： 脈が飛ぶ、胸がドキドキする。
4. 心停止（しんていし）： 心臓が止まってしまう。

「なんとなくダルい」「眠気が取れない」 そんな症状が、実は薬の飲み過ぎによる高マグネシウム血症の初期症状だった、というケースも実際に報告されています。

「知って飲む」ことが大切です

脅かすようなことを言ってしまいましたが、酸化マグネシウムが良い薬であることに変わりはありません。 大切なのは、「リスクゼロの薬はない」と知っておくことです。

• 漫然と飲み続けない
• 定期的に血液検査をして、マグネシウム濃度をチェックする
• 異変を感じたらすぐに医師に相談する

これらを心がけていれば、過度に恐れる必要はありません。

最終ゴールは「薬からの卒業」

どんなに優しい薬でも、飲み続けなくて済むなら、それに越したことはありませんよね。 副作用のリスクを背負い続けるよりも、自分の力で出せる体を取り戻すことが一番の健康法です。

当院では、薬に頼らない生活へのシフトチェンジを全力でサポートしています。

▼薬のリスクが心配な方、ご相談ください

• 便秘薬の悩み： 長年飲み続けていて、体に悪い影響がないか心配
• お腹の不調： 張り、ポッコリお腹、原因不明のダルさ
• 体質改善： 免疫力を上げて、薬いらずの腸になりたい
• 自律神経： 便秘や下痢を根本から治したい

「いつまで薬を飲み続けるんだろう…」という不安、私たちと一緒に解消しましょう！ まずはお気軽にご相談ください♪

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