【コロコロ便・出しにくい】いきむ力が足りない？東洋医学でいう「虚秘」を解消する潤いツボ4選

「トイレに行っても、ウサギのようなコロコロとした便しか出ない……」 「便意はあるのに、いきんでもなかなか出てこない……」

そんな悩みをお持ちではありませんか？ 実はその便秘、ただ詰まっているだけでなく、体の中の「エネルギー」や「潤い」が枯渇しているサインかもしれません。

今回は、東洋医学でいう**「虚秘（きょひ）」タイプの方に向けた、腸に潤いと活力を与える4つのツボ**をご紹介します。

無理に押し出すのではなく、体の中から整えていきましょう。

あなたの便秘は「エネルギー不足」かも？

東洋医学では、コロコロ便や排便困難な状態を**「虚秘（きょひ）」**と分類することがあります。

これは、体力低下、加齢、産後、あるいは過度なダイエットなどが原因で、体に必要な**「気（エネルギー）」「血（栄養）」「水（潤い）」が不足している状態**です。

• 腸が乾燥している： 潤い不足で便が硬くコロコロになる（燥秘・血虚）。
• 押し出す力がない： 腸を動かす「気」が足りず、便を運べない。

川の水量が足りなければ船が進まないのと同じで、腸も潤いとエネルギーがなければ便をスムーズに運べません。だからこそ、下剤で無理やり出すのではなく、「補う」ケアが必要なのです。

腸に「潤い」と「元気」をチャージするツボ4選

これから紹介するツボは、不足しているエネルギーを補い、腸の働きを助けるものです。

【基本のやり方】

• 強さ： 「痛気持ちいい」と感じる程度
• 呼吸： ゆったりと深呼吸をしながら押す
• 回数： 1セット3〜5回程度
• 頻度： 毎日続けることが何より重要

1. 足三里（あしさんり）

胃腸の働きを底上げし、体全体の元気を作る万能ツボです。

• 場所： 膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみから指4本分下がったところ。

2. 支溝（しこう）

便秘解消の名穴。気の巡りを良くして、排便をスムーズにします。

• 場所： 手首の甲側（外側）のシワから指3本分上がり、2本の骨の間にあるくぼみ。

3. 気海（きかい）

その名の通り「気の海」。全身のエネルギー（気）が集まる場所で、腸を動かす力を養います。

• 場所： おへそから指2本分下。
  • ポイント： ここはカイロなどで温めるのも非常に効果的です。

4. 三陰交（さんいんこう）

不足した「血」や「水」を補い、腸に潤いを与える、女性にとって非常に重要なツボです。

• 場所： 足の内くるぶしの中心から指4本分上がった、骨の際（きわ）。

「出す」ことよりも「整える」ことを大切に

このタイプの便秘の方は、体が「お疲れモード」になっていることが多いです。 ツボ押しと合わせて、水分をこまめに摂る、睡眠をしっかり確保するなど、自分をいたわる時間を作ってあげてください。

毎日続けることで、少しずつ腸が潤い、自然なバナナ状の便に戻っていきますよ。

頑固なコロコロ便はプロと一緒に改善しませんか？

「セルフケアだけでは、どうしてもスッキリしない」 「疲れが溜まっていて、自分でケアする気力もない……」

そんな時は、プロの手を頼ってください。 私たちのサロンでは、東洋医学の視点から、あなたの体質（虚秘タイプなど）を見極め、腸もみとお腹を温めるケアで、弱った腸の働きをサポートします。

**「ブログを見て予約しました」**とお伝えいただければ、体質に合わせたアドバイスもさせていただきます。 便秘や体質改善にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。一緒にふっくらとした元気な腸を取り戻しましょう！

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