【緊急警告】下痢なのに「便秘薬」を飲んでいませんか？それは「火にガソリン」を注ぐ行為です！

「お腹を下しているけど、出し切ってスッキリしたい」 「毎日飲んでいる薬だから、今日も飲まなきゃ」

もし今、下痢をしているのに、習慣や自己判断で**「便秘薬（下剤）」**を飲もうとしているなら…

その手、今すぐ止めてください！！

プロとしてハッキリ言います。 下痢の最中に便秘薬を飲むのは、絶対にNGです。

それは、燃え盛る火の中にガソリンを注ぎ込むようなもの。 今回は、なぜそれが危険なのか、体の中で何が起こるのかを解説します。

腸の中で起きている「パニック状態」

想像してみてください。

① 下痢の時の腸の状態

今、あなたのお腹（腸）は、何らかの原因で異常事態を感じ、**「大急ぎで働きすぎている状態」**です。 有害なものや消化不良のものを早く外に出そうと、猛スピードで動いています。そのため、水分の吸収が追いつかず、ビチャビチャの状態で排出されています。

② 便秘薬の役割

一方、便秘薬の役割はなんでしょうか？ 腸に対して**「もっと急いで働け！」「無理やり押し出せ！」**とムチを打って命令することです。

ダブルパンチで何が起こる？

ただでさえパニック状態で暴走している腸に、便秘薬でさらに「急げ！」と命令したらどうなるでしょうか？

腸はもう、制御不能になります。

その結果、以下の2つの危険な状態に陥ります。

1. 下痢が劇的に悪化する

腸の動き（ぜん動運動）がさらに激しくなり、腹痛や下痢の症状が重症化します。トイレから一歩も出られなくなるかもしれません。

2. 体がカラカラになる（脱水症状）

これが一番怖いです。 激しい下痢によって、体に必要な水分や塩分（電解質）がどんどん外に出ていってしまいます。 脱水症状を引き起こし、めまいやふらつき、最悪の場合は命に関わる危険な状態になる可能性もあります。

今すぐやるべき3つのこと

もし下痢が起きているなら、以下の対応を徹底してください。

1. 便秘薬の服用を、すぐに中止する 「出し切りたい」という気持ちは捨てて、まずは腸を休ませてください。
2. 水分補給をしっかり行う 水だけでなく、経口補水液やスポーツドリンクなどで電解質も補いましょう。
3. 医師に相談する もし病院で処方されている便秘薬であれば、自己判断で勝手にやめたりせず、必ず医師に「下痢をしている」と伝えて、薬の量を相談してください。

腸をいじめないで！

下痢は、体が何かと戦っている証拠です。 そんな時に便秘薬という「ムチ」を打つのは、弱っている体に追い討ちをかけるようなものです。

まずは安静にして、腸の嵐が過ぎ去るのを待ちましょう。

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