












こんにちは!皆さんは、トイレを済ませた後、自分の「うんこ」をチェックしていますか?
「汚いからすぐ流しちゃう!」なんてもったいない! 実は、うんこはあなたの身体からの**「お便り(便)」**。その色を見るだけで、今の健康状態がわかってしまう最強のバロメーターなんです。
一般的に、**健康な便は「黄褐色(黄金色)」**と言われています。 もし、普段と違う色が続くようなら、それは身体が発しているSOSかもしれません。
今回は、色の違いでわかる身体のサインについて分かりやすく解説します。
「あれ?いつもと色が違うな」と思ったら、以下のリストと照らし合わせてみてください。
【可能性のある場所:胃・食道・十二指腸】
まるでイカ墨やタールのような真っ黒な便が出た場合、上部消化管(胃や食道など)からの出血の可能性があります。
ポイント: 前日に黒っぽい食事をしていないのに黒い便が出た場合は、消化管内での出血が疑われます。早めに検査を受けましょう。
【可能性のある場所:大腸・肛門】
便に赤い血が混じっていたり、全体が赤い場合は、肛門に近い場所からの出血が考えられます。
ポイント: 「どうせ痔だろう」という自己判断は禁物です。特に鮮血便が見られる場合は、すぐに医療機関を受診してください。
【可能性のある場所:肝臓・胆のう・膵臓】
便が白っぽい、あるいはクリーム色をしている時は要注意。これは消化液の一種である**「胆汁」がうまく分泌されていないサイン**です。
ポイント: バリウムを飲んでいないのに白い便が出た場合は、肝臓や胆道系のトラブルの可能性が高いです。緊急性が高いサインの一つです。
【可能性のある場所:腸全体】
緑色の便が出ると驚きますが、多くの場合は食事や消化スピードに関係しています。
ポイント: ほうれん草などをたくさん食べた翌日なら心配ありませんが、下痢や発熱を伴う場合は腸炎の可能性があります。
【可能性のある場所:膵臓・胆道】
「いつもより黄色くて、水に油が浮くような便」は、脂肪の消化・吸収がうまくいっていないサインです。
便の色は、体からの大切なメッセージです。 理想の色は「黄褐色〜茶色」。
色がいつもと違うな?と感じたら、まずは**「昨日食べたもの」や「飲んでいる薬」**を思い出してみてください。食事が原因であれば、数日で元の色に戻ります。
しかし、以下の色が続く場合は、自己判断せずに専門医(消化器内科など)を受診してください。
毎日のトイレタイムは、一番手軽な健康診断です。 「流す前にちょっと確認」を習慣にして、身体のSOSを見逃さないようにしましょう!