【お腹がドクンドクン…】その拍動、ただの動悸じゃないかも？「危険なサイン」と「自律神経」の話

仰向けに寝たり、リラックスしてお腹に手を置いたりした時。 「ドクン、ドクン…」 と、お腹から心臓のような拍動（脈打つ感じ）を感じたことはありませんか？

「えっ、心臓ってお腹にあるんだっけ？」 「なんだか怖くて眠れない…」

そんな不思議でちょっと怖い体験。 実はそれ、あなたの体が発している**「重要なSOSサイン」**かもしれません。

今回は、お腹の拍動に隠された意外な原因と、注意すべき病気についてお話しします。

ちょっと待って！まずは「病気」を疑って

まず最初に、一番大切なことをお伝えします。 お腹の拍動が極端に強い場合、ある病気の可能性があります。

その名は、「腹部大動脈瘤（ふくぶだいどうみゃくりゅう）」。

お腹を通る大きな血管（大動脈）にコブができてしまう病気です。 一般的に若い人には少ない病気ですが、もし「しこりのようなものが触れる」「拍動があまりに強い」と感じる場合は、自己判断せずにまずは病院で検査を受けてください。

何事もなければ安心できますからね。

検査で異常なしなら…犯人は「自律神経」と「腸」

「病院に行ったけど、特に異常はなかった」 「病気じゃないのに、なんでドクンドクンするの？」

もしそうなら、その原因は**「自律神経の乱れ」と「腸の弱り」**にある可能性が高いです。

なぜ拍動を感じるの？

本来、健康で筋肉や脂肪、そして腸がふっくらとしていれば、大動脈の拍動が表面まで伝わってくることはあまりありません。

しかし、以下のような状態になると、血管の動きがダイレクトに手に伝わってしまいます。

1. 自律神経が乱れている（交感神経優位） 体が常に緊張状態で、血管が興奮して拍動が強くなっている。
2. 腸が弱っている・硬くなっている 腸の働きが低下して薄くなっていたり、逆にガチガチに緊張していたりすることで、拍動を拾いやすくなっている。
3. お腹が冷えている

つまり、お腹の「ドクンドクン」は、 「今、体（自律神経）がすごく疲れて緊張してますよ！」 「お腹が冷えて弱ってますよ！」 という、体からの必死のメッセージなのです。

拍動を消すには「温め」と「ほぐし」

病気でないのなら、この不快な拍動はケアで消すことができます。

ポイントは2つ。 **「お腹の芯を温めること」と「腸を揉んであげること」**です。

お腹を深部から温めて、プロの手で優しく腸もみを行うと、張り詰めていた自律神経がフッと緩みます。 すると、あんなに主張していた「ドクンドクン」という拍動が、嘘のように静かになっていくのです。

体のサイン、見逃さないで

お腹に手を当ててみて拍動を感じたら、それは「何かしらの不調が出ている」サインです。

「気のせいかな？」と放置せず、頑張りすぎている自分を労ってあげてください。

当サロンでは、そんな「お腹の拍動」や「張り」が出にくい体質へ整えていくサポートをしっかりさせて頂きます✨

「これって大丈夫かな？」と悩んでいる方は、一人で抱え込まずご相談くださいね！

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