【新常識】「筋肉をつければ痩せる」は半分本当で半分嘘？基礎代謝の真実

「痩せやすい体を作るなら、とにかく筋トレ！」 「筋肉をつければ、寝ていても脂肪が燃える！」

ダイエット情報でよく耳にするこの言葉。 これって、本当に正しいのでしょうか？

答えは…… 「正しいけれど、それだけで劇的に痩せるわけではない」 です。

今日は、意外と知られていない**「筋肉と基礎代謝のリアルな関係」**についてお話しします。

衝撃！基礎代謝の主役は「筋肉」じゃなかった

私たちが生きていくために最低限必要なエネルギー、それが「基礎代謝」です。

「筋肉が増えれば、基礎代謝が上がって痩せる」というのは事実です。 しかし、基礎代謝全体の中で、筋肉（骨格筋）が消費している割合は、実は全体の約2割（20％）程度しかありません。

では、残りのエネルギーは誰が使っているのか？ 実は、**肝臓、脳、心臓などの「内臓」**です。

筋肉よりも、24時間休まず働いている内臓の方が、圧倒的に多くのエネルギーを消費しているのです。 つまり、「筋肉をムキムキに増やせば、自動的に激ヤセする」というのは、計算上少し難しいのが現実です。

それでも「筋肉」が絶対に必要な理由

「なんだ、じゃあ苦労して筋トレしても意味ないの？」 そう思った方、諦めるのはまだ早いです！

基礎代謝（安静時）への影響は2割かもしれませんが、筋肉には**脂肪を燃やすための「もっと重要な役割」**が2つあります。

1. 体温を作り出す「暖房器具」になる

これが非常に重要です。 筋肉は、体の中で熱を作り出す働き（産熱）を担っています。

筋肉が増えると体温が上がりやすくなります。 体温が1度上がると、基礎代謝は13％近く上がると言われています。 **「筋肉をつける＝自家発電できる体になる」**ことで、結果的に痩せやすい体質に変わるのです。

2. 動いた時の「燃費」が悪くなる（良い意味で！）

基礎代謝は「じっとしている時」の話ですが、私たちは動きます。 筋肉があれば、歩いたり階段を登ったりする「活動時」のエネルギー消費量がグンと増えます。

「筋肉をつけて、体を動かす」 このセットを行うことで、初めてダイエット効果が最大化されるのです。

健康的なダイエットは「内臓」と「筋肉」のWアプローチ

脂肪を減らすためには、「筋肉量」だけに囚われず、体全体を整えることが大切です。

• 筋肉を増やして、体温を上げ、活動時の消費を増やす。
• 内臓を休ませて整え、基礎代謝のベースを上げる。

この両方ができて初めて、理想的な体型と健康が手に入ります。

当院では、筋肉へのアプローチはもちろん、代謝の鍵を握る「自律神経」や「内臓機能」を整えるサポートも行っています。

▼こんなお悩み、もしかしたら「代謝の停滞」が原因かも？

• 基礎代謝を上げたい： なかなか体重が落ちない
• お腹の不調： 張り、ポッコリお腹、ガス溜まり
• 便通異常： 便秘や下痢を繰り返している
• 冷え・免疫： 体温が低く、風邪を引きやすい
• 自律神経： 疲れが取れない、やる気が出ない

「頑張っているのに結果が出ない」という方は、やり方が少し惜しいだけかもしれません。 お体の状態に合わせたアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください♪

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