【冬の免疫力】風邪をひきたくないならココを温めて！ドライヤーやカイロで守る「最強バリア」ツボ3選

冬になると、すぐ体調を崩していませんか？

「周りで風邪が流行ると、すぐにうつってしまう」 「厚着をしているのに、なんとなく寒気が抜けない」

冬本番、そんな**「免疫力の低下」**を感じていませんか？

東洋医学では、冬に風邪をひきやすくなる原因を**「衛気（えき）」の不足と「寒邪（かんじゃ）」の侵入**だと考えます。 「衛気」とは、体の表面を守るバリアのようなもの。これが弱まっているところに、寒さという邪気（ウイルスや冷気）が入り込んでしまうのです。

そこで今日は、このバリア機能を高め、ウイルスを寄せ付けない体を作るための**「3つのツボ」**をご紹介します。

冬の体を守る！免疫アップのツボ3選

今回は「押す」だけでなく、「温める」ことが非常に重要なポイントです。家にある道具を使って実践してみましょう。

1. 大椎（だいつい）

体の背中側にある「陽（温かい気）」が集まる場所で、全身を温める司令塔です。

• 場所： 首を前に倒した時に、首の後ろに一番飛び出る骨。そのすぐ下のくぼみです。
• おすすめケア： 指で押すのも良いですが、「熱」を加えるのが最強のケアです。
  • ドライヤーの温風を、心地よい距離から当てて温める。
  • お風呂で熱めのシャワーをここへ集中的に当てる。 ここが温まると、全身の冷えがスッと抜けていきますよ。

2. 風門（ふうもん）

その名の通り「風（風邪のウイルス）」が入ってくる門です。ここを閉じて守ることが重要です。

• 場所： 大椎（首の骨の出っ張り）から背骨の突起を2つ分下がり、そこから左右に指2本分外側。
• おすすめケア： 「ゾクッ」とした寒気を感じたら、すぐにここにカイロを貼ってください。 風邪をひく前の「未病」の段階でブロックできます。マフラーでここを隠すのも有効です。

3. 合谷（ごうこく）

首から上の症状や、全身の気の巡りを整える万能ツボです。

• 場所： 手の甲。親指と人差し指の骨が交わるV字のくぼみで、人差し指側の骨のキワ。
• おすすめケア： 「痛気持ちいい」強さで、深呼吸しながら押します。1セット3〜5回程度、気づいた時に揉んであげましょう。

効果を高める「毎日のルーティン」

これらのツボ刺激は、お風呂上がりや布団に入ってから行うのがベストです。

体温が上がっている時にさらにツボを刺激することで、「衛気（バリア）」が強化され、寝ている間に体が修復されます。 1日だけやるのではなく、毎日続けることで、風邪をひきにくい「強い体」へと変わっていきます。

まとめ：自分の体は自分で守ろう

「風邪かな？」と思ってから薬を飲むのではなく、その手前でケアするのが東洋医学の知恵です。 今年の冬は、ドライヤーやカイロを味方につけて、元気に乗り切りましょう！

「毎年冬は寝込んでしまう」「もっと本格的に免疫力を上げたい」という方は、ぜひ当院へご相談ください。お灸や鍼で、体の内側からポカポカにします！

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