【冬の不眠】足が冷えて眠れない…！ドライヤーやお灸で温める「最強の安眠ツボ」3選

足が氷のように冷たくて寝付けない夜へ

「布団に入っても、足先が氷のように冷たい…」 「靴下を履いて寝ても、なかなか温まらなくて目が冴えてしまう」

冬になると、そんな**「冷えによる不眠」**に悩まされていませんか？

東洋医学では、この眠れない状態を**「頭熱足寒（ずねつそくかん）」**と呼びます。 本来、頭は涼しく足は温かい状態（頭寒足熱）が良いとされていますが、冷え性の人は逆になりがちです。冷たい気は下に溜まるため、足元が冷え切っていると、逆に熱（気）が頭の方にこもってしまい、脳が興奮して眠れなくなってしまうのです。

そこで今日は、頭に昇った熱を下げ、足をポカポカにして爆睡するための**「3つのツボ」**をご紹介します。

寝る前の「ポカポカ儀式」！安眠ツボ3選

お風呂上がりや、布団に入ってから実践してみてください。特に1つ目のツボは裏技ありです！

1. 失眠（しつみん）

その名の通り「眠りを失う」状態を解消する、不眠改善の特効穴です。

• 場所： 足の裏、かかとのふくらみのど真ん中。
• 刺激のコツ： ここは皮膚が分厚い場所です。
  • 叩く： 握り拳で強めにトントンと叩きます。
  • 温める（おすすめ！）： お灸があればベストですが、ない場合はドライヤーの温風を当てて温めると、驚くほどリラックスできます（※火傷に注意）。

2. 湧泉（ゆうせん）

エネルギー（元気）が泉のように湧き出る場所。冷えを取り、血流を一気に良くします。

• 場所： 足の指をギュッと曲げた時に、足裏にできる「人」の字のようなくぼみの中央。
• 刺激のコツ： 親指で強めに**「3秒押してパッと離す」**を繰り返します。足先からジワ〜っと温かくなるのを感じてください。

3. 太渓（たいけい）

「腎（じん）」の働きを高め、冬の寒さに負けない体を作る重要なツボです。

• 場所： 内くるぶしと、アキレス腱の間のくぼみ。
• 刺激のコツ： 親指を当て、「痛気持ちいい」強さで深呼吸しながら押しましょう。血管（脈）を感じる場所なので、優しく丁寧に。

効果を出すためのルール

• タイミング： お風呂上がりや、布団に入って「さあ寝よう」とする時がベストです。
• 毎日続ける： 1回だけでなく、毎晩のルーティンにすることで、体が「これをやったら寝る時間だ」と覚え、スムーズに入眠できるようになります。

まとめ：頭の熱を足元へ下ろそう

足の裏を刺激して温めることは、単に足を温めるだけでなく、頭にこもった考え事や興奮（熱）を下に下ろす効果があります。

「最近寝付きが悪いな」と思ったら、スマホを置いて、自分の足裏と向き合ってみてください。きっと朝までぐっすり眠れますよ。

「冷え性がひどくて自分では改善できない」「本格的なお灸治療を受けてみたい」という方は、ぜひ当院へご相談ください。プロの施術で、冬でもポカポカな体作りをサポートします！

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